アプローチの「超基礎」距離感養成ドリル(4:34)
110〜90切り目標の方
または
ランニングアプローチが苦手なシングル間近の方へ
(アプローチの超基礎編を知りたいという
リクエストにお答えしてコースで撮影してきました。)
〜よくある質問(動画の内容の補足です)〜
ハーフトップ※を打とうとして
ボールが飛びすぎる方も
いらっしゃると思います。
(※ハーフトップの概念は「4.3cmの世界」の動画をご覧ください。
フォローアップメルマガ講座でも順番に解説しています)
アプローチがイメージよりも飛びすぎる方は
(1)手首が必要以上に動きすぎている
(クロスハンド=右手と左手を逆にして持つ練習ドリルが有効です)
(2)肘と肩の力が入りすぎている。
(3)アイアンのヘッドが軽すぎる。
(ヘッドのバランスが効いていないクラブを使っている)
(4)リズム・テンポが練習時よりコースの方が明らかに速い。
(5)アプローチを打つ直前に視線を「ピン」に送っている。
※アプローチの場合は「完璧なロブショット以外は」
ボールが必ず転がるので、
「アプローチを打つ直前には落としたい場所に視線を送ることが大切です」
「寄せようという気持ちが強すぎて」
ピンを見てから打つと大抵オーバーしてしまします。
(ゴミ箱にゴミを放り投げる時は、手ではなくて、ゴミ箱の入り口を見ますよね?
距離感は最後に視線を送ったところにボールを落としやすくなります)
この練習は「芝生のグリーン」でなくてもできます。
むしろ、芝生ではない、
想定外なバウンドをする環境で練習した方が
「距離感の想像力が養われます」
僕自身も100切り、90切り目指す時にこの練習を徹底的に
大学にある25ヤードくらいの鳥かご型の練習場…
(下は土と砂の環境)で転がしたり、
家の中で布団や座布団を狙う練習をよくしたりしていました。
打ち方ではなくて、
ボールが飛ぶスピードや「ボールの弾み方」を
徹底的にイメージして繰り返してください。
その上で技術的に最低限意識することは
・手首の角度を軽くキープすること
・両足をそろえて立つこと
・背中側の首の付け根支点(動かさない)
これだけ考えれば大丈夫です。
(これ以上考えると、距離感に意識が向かなくなると思います)
〜思考で考えすぎるアプローチの罠〜
グリーンのコンディションによって、
ボールの転がりは毎日変わります。
例えば、ゴルフ雑誌などを見ると
ピッチングウエッジでアプローチを打つところをイメージしてください。
キャリー(最初にバウンドするところ)とラン(転がる距離)の比率は
キャリー:ラン=1:1
というように表現することがあります。
これはあくまでもゴルフ初心者に対する便宜的な表現です。
厳密いうとこれは間違いです。
なぜなら、グリーンのコンディションによって、
キャリーとランが
同じクラブでも
キャリー:ランの比率が
1:1の日もあるし
1:1.5(普段よりも少し転がる)
1:0.75(普段よりも転がらない)
ことは普通にあります。
芝生が伸びる夏場の午後でも、
すこしランが減りますよね。
そういうことを含めて距離感を養成することができるのが、
上記の動画のドリルです。
まずは、打ち方にとらわれすぎず、感性を磨いてください。
今こそ可能性の扉を一緒に開きませんか?
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