【フィードバックの重要性】スイング速習法とハンディ3以下の見ている世界

 

 

 

 

以前、武井壮さんが講義をしている

YouTube動画を見たことがあります。

 

 

(※ご興味ある方は、YouTubeで

「武井壮 大人の育て方」と検索すると動画が出てくるかもしれません。

 

もしも見つかれば、そこの動画の冒頭8分から12分くらいのあたりが参考になります。)

 

 

 

 その中で、確か

 

「なぜ、「毎打席ホームランが打てないか?」を研究して、

日本チャンピオンになった話」

 

というのをされていました。

 

 

※ちなみに、武井壮さんは某メーカーの特待生として、

未経験でアメリカ留学してゴルフも1年くらいで

パープレーで回れるようになったそうです。

 

 

僕から見て、

武井壮さんが素晴らしいのは「身体能力」ではなく、

ものの考え方です。

 

(もちろん、身体能力もすごいのですが、

 パープレーや70台のスコアを出せるようになるためには、

 考え方が「先にできていること」が重要です)

 

 

 

その動画の内容を簡単にご紹介します。

 

 

 

武井壮さんが運動機能の確認を行う実験をしている内容で、

 

目を瞑ったまま両手を

 

【水平になったと思うところまで手を挙げてください】

 

 

と周りの人々に言います。

 

 

両手を地面と完全に水平にあげるくらい

目をつぶってもできると

 

多くの人は感じるようですが・・・

 

 

その後、実際に目を開けてみると、

 

 

ほとんどの人が水平になっていない。

 

 

(だから、どんなに運動神経が優れているように見える人でも、

鏡やビデオなどで毎回毎回フィードバックしなければならない

 

=故に自分の主観のみでのスイング作りはほぼ当てにならない)

 

と僕は感じました。

 

 

 

 

 

 

※ちなみに、武井壮さんは某メーカーの特待生として、

 

未経験でアメリカ留学してゴルフも1年くらいで

パープレーで回れるようになったそうです。

 

 

僕から見て、

武井壮さんが素晴らしいと感じるのは

 

「身体能力」ではなく、ものの考え方です。

 

(もちろん、身体能力もすごいのですが、

 パープレーや70台のスコアを出せるようになるためには、

 考え方が「先にできていること」が重要です)

 

 

 

 

 

この考え方は、

 

ゴルフでは、

 

いろいろな場面で応用がききます。

 

 

 

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多様なフィードバックの

方法を知る

 

(ベーシック講座のvol.9も

参考にしてください)

 

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学生時代、いろいろな心理学実験の話を聞いたり、

 

実際にたくさんの心理テストを行いました。

 

 

 

 

その中で今回は印象深い

 

倫理的に禁止されているかもしれない実験をご紹介します。

 

 

 

 

迷路の中にネズミを閉じ込めて

 

「早く脱出する経路を見つける」

 

という学習実験がありました。

 

 

 

 

まずは普通にタイムを計測します。

 

 

 

 

 

 

でも、特に何もしない状態では、

 

なかなかネズミくんたちは

 

「道を覚えません」

 

 

 

 

しかも興味深いことは

 

何度か、試しても

 

「学習はなかなか促進されないのです」

 

 

 

 

 

そこであることをすると…

 

 「より早く道を覚えることができました」

 

「しかも、試行回数が増えるにつれて、

 どんどんタイムが縮んだ(道を覚えた)のです」

 

 

 

そのあることとは…

 

 

 

 

 

 

「道を間違えたら、電気ショックを流す」という方法です。

 

(電気ショックによるフィードバック)

 

 

 

これは、「体罰」が効果的…という話ではなくて…

 

 

 

この話を起点に

 

「何か学習を促進させる」

 

 

(例えば、この場合はゴールにたどり着く道の

「正解」か「不正解」かということ)

 

 

フィードバックをうまく活用するということです。

 

 

 

 

 

(近年の研究では、

 

このような「不快」なフィードバックよりも、

 

「快の感情」フィードバックの方が良いとされています…)

 

 

 

 

 

ただ、ゴルフの場合は、

 

「人によって楽しみ方がいろいろあります」ので、

 

ここで一つ注意点があります。

 

 

 

 

この講座では

 

 

フォローアップメルマガを申請していただいた

 

目標カテゴリーを実現することを

 

 

本気の本気で考えています。

 

 

 

 

ですから「現時点での好み」ではなく、

 

目標カテゴリーを達成している

 

未来の自分だったらどうするか?

 

 

それを常に考えた方が

 

「平均スコアは早く縮まります」

 

 

 

 

放っておくと誰しも、

 

「スコアはどうでもいいから、ナイスショットだけ打ちたい」

 

みたいな感覚にどうしてもなりがちです。

 

(それが悪いわけではなくて、スコア目標を達成したい方には

 

遠回りですよという意味です。)

 

 

 

 

意識しないとほとんどの人が

 

ゴルフをスイング鑑定ゲームや

 

ナイスショットを打つだけゲームに入ってしまうわけです。

 

 

 

 

 

 

 

これは、ベーシックテキストのvol.9

 

「フィードバックの重要性」でも

 

書いているのですが、

 

 

 

 

どうしても「スイングオリエンテッド」的な人は

 

打感の良し悪しで

 

ナイスショットかどうかを判断してしまいがちです。

 

 

 

(打感はどちらかというと、優先順位は低いのです。

 

そもそもFPGMではハーフトップで基本ゲームを組み立てるので)

 

 

 

 

 

 

 

 

練習場でナイスショットを連発し、

 

「どうだ!見たか!!」と悦に入るタイプや

 

(もちろん、それはゴルフの楽しみかもしれません)

 

 

 

 

逆に、ミスショットをしていると練習場でだんだんイラついてくる

 

タイプです。

 

(この話は無料講座の中の音声でも少しお話ししたと思います)

 

 

こういうタイプは

 

 「練習場とコースのつながりが全然ないので」

 

良いスコアを出したい、

 

ハンディを減らしたいという目標達成までに

 

とても時間がかかります。

 

 

 

 

ここで、

 

もう一度よく考えていただきたいことは、

 

ゴルフでスコアを出すためには

 

実は、打感の心地よさではなくて、

 

「どこに飛んだか(球筋と曲がり幅)をよく確認する」ことが大切です。

 

(※直そうとせずに、最初は「確認する」だけで効果があります)

 

 

ミスショットも含めて、全てデータになります。

 

練習場でノージャッジメントゴルフの練習ができます。

 

 

 

スイングの振り幅のコントロールにしても

 

僕自身は最初にどうやって

 

 「ハーフスイング」や「スリークォーター」を

 どうやって覚えたかというと、

 

 

「大体この辺かな?」という感じではなく、

 

 

 

 

必ず、練習場の後ろの窓ガラスを見ながら素振りをする

(窓ガラスからのフィードバック)

 

ということを本当に徹底しました。

 

 

最近は、動画をたくさんとっているので、

 

自分のスイングをさらに、

 

よく見えるようになってきました。

 

 

 

 

そして、以前のメルマガで書いたように、

 

「シャフトは急にとまれないので」

 

シャフト9時から3時のスイングをしたいときは、

 

 意識としては、少し小さめのスイング振り幅

 

8時から4時で振ることを徹底していました。

 

 

 

「確認(客観)」することで

 

「イメージ(主観)」が一致してきます。

 

 

簡単に言うと、ボールをコントロールできるようになるのです。

 

 

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自分の目、鏡、ビデオ

打球の方向、音

 

すべてのフィードバックを

 

主観を捨てて、

 

「曇りなき眼」で見れるほどにゴルフはうまくなる

==============

 

 

 

「なぜ、同じスイングが毎回できないのか?」

 

「なぜ調子が悪いのか?」

 

というと簡単にいうと

 

 

「実際の行為」と「主観的なイメージがずれている」

 

だけなのです。

 

(ズレているから気持ち悪いわけですね。)

 

 

 

今回の動画やネズミの実験の話など

 

ゴルフのスイングが早く磨かれる人は、

 

「フィードバック」を毎回行っているかどうか?

 

これがショット力アップの秘訣です。

 

 

 

 

ただ、ゴルフがおもしろいことは、

 

「完璧さがアダとなることも多いのですね」

 

 

 

そして、仮に

 

 「主観」と「実際の動作」がズレていたとしても

 

うまくいくこともあります。

 

(特にパッティング)

 

 

 

僕自身、練習時の意識としてジグソーパズル理論の中で

 

 ブレ率の話をしているように、

 

練習では「完璧な球を打つことに」執念を燃やしています。

 

 

 

 

 

ただ、その一方で

 

「コースに出たら、逆球※がでなければOK」という感覚も大切にしています。

 

(※ドローを打とうとして、スライスになること。

 

ただ、もっと自分を受け入れられるようになると、結果的に逆球が出ても

 

自分にOKを出せるようにもなります。

 

 そうするとメンタル的なブレはほとんどない自然体でゴルフができるでしょう )

 

 

 

 

ベーシック講座の最初のテキスト1にあった

 

「AもBも円である」という言葉を覚えていらっしゃいますか?

 

 

 

 

ある種の「矛盾」を上手に受けいられることが

 

ゴルフの上達を加速させます。

 

 

 

 

 

シングルの壁を破れない人は

 

 「いつもどこかで正解を探そうとしています」

 

「完全無欠のスイングを作ろう」としています。

 

そうすると、スイングも心も窮屈になってしまいます。

 

 

 

 

フィードバックを活用して、

 

完璧なシャフトとフェース面のコントロールを目指しつつ、

 

 

 

 

うまくできなかったときには「許容する」という態度が

 

僕は大切だと思っています。

 

 

 

(※この辺りの思考のバランス感覚・柔軟性が

 

 「ゴルフを簡単だと思えるか、難しいと思うか?」

 

 の分岐点だと

 

最近多くの人の意見を聞いていてわかるようになりました。 

 

プロや上級者の方がゴルフのことを簡単に考えているし、

 

うまくいかないことが起こることをいちいち問題視していないのですよ )

 

 

 

 

 

 

今日の話を理解して、

 

「いろいろな意見や誘惑に負けずに」

 

実践できれば

 

ハンディ3以下にはなりますよ^ ^

 

 

 

応援しています。

 

 

 

 

 

 

※本記事の内容を一部補足・修正しました(2021/02/12)