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【ゴルフ】傾斜のショットの裏話 〜 坂道発進と車の即決クロージング

 

【最初にお断り】

 

今日の文章はゴルフ初心者には少しきついです。

 

本気でパープレーとシングル以上の

レベル目指している人には、

ゾクゾクと来るものがある

 

と思います。

 

 

 

 

 

 

フルポテゴルフの國枝です。

 

結論から先に言うと、

 

私は、ゴルフのスイングは

 

「車の運転」に似ていると考えています。

 

 

 

何がどのように似ているかというと、

 

「安全確認」

 

「動作の自動化」

 

そして

 

「思考の瞬発力」が

 

必要だと思っているからです。

 

 

 

例えば、

 

残り150ヤード、

左足下がり(斜度5度)

フェアウェイ、

グリーン手前にはバンカーがあると想像してみてください。

 

 

 

(まず、ここをしっかりとイメージできるか

 

どうがが重要なので、

 

あえて写真は載せません)

 

 

 

おそらく、「ゴルフを始めたばかりの人」は、

 

そこが左足下がりである

 

ということにほとんど気がつかないでしょう。

 

 

 

 

 

100を切れるくらいの人ならどうでしょうね?

 

「ダフらないように注意しよう」

 

そんな感じですかね?

 

 

 

 

 

90を切れる人なら、

 

スライスしやすいから、グリーンの左狙おう…

 

 

そう考えた結果、

 

スライスする時もあるし、

 

左に引っかける時もある。

 

 

 

そんな経験がおそらく誰でもあると思います。

 

 

 

 

 

 

ここで、一旦

 

イメージしやすくするために、

 

「自動車学校でマニュアル車の仮免取得後、

 

路上の左端から、坂道発進をする」

 

というところをイメージしてください。

 

 

 

 

 

細かい正しい手順は私も忘れましたが、

 

おそらく、

 

(1)シートベルトを締める

 

(2)サイドミラーを確認、調整する。

 

(3)右側を目視する

 

(4)シフトをローギアに入れる

 

(5)半クラッチをする

 

(6)アクセルを踏み込んで回転数を合わせる

 

(7)クラッチを離す

 

(8)アクセルをもっと踏み込む

 

(9)ギアをセカンドに入れる

 

 

だいたいこんな手順がありますよね。

 

 

 

もちろん、

 

サイドブレーキを引いて準備しておかないと、

坂道アシスト機能がなければ、

 

ズルズル下がってしまうでしょう…

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ仮免許の時に…初めて路上に出たとします。

 

 

 

 

 

例えば、(3)右側を目視する

 

を忘れて、

 

発進するとどうなるか?

 

 

 

 

 

 

 

 

教官に怒られて、

 

 

思いっきり「補助ブレーキ」を踏まれます。

 

 

(実際、私はこのミスで仮免後の検定に落ちました…笑

 

 

 

 

なぜか?

 

安全確認を怠ると最悪、死ぬからです。

 

 

 

 

先ほどのこれらの行動

 

 

(1)シートベルトを締める

 

から、

 

(9)ギアをセカンドに入れる

 

 

まで、すごくたくさんのステップがあるように感じられますが、

 

慣れてくると

 

これらは一瞬でできます。

 

 

実はこれとゴルフはほとんど同じです。

 

 

 

 

どういう風に同じかお話しますね。

 

 

 

ゴルフスイングでいうと、

 

(1)シートベルトを締める

 

(2)サイドミラーを確認、調整する。

 

(3)右側を目視する

 

 

はまだ動き出す前のことなので、

 

 

 

 

アドレス(セットアップ)

 

に相当します。

 

 

 

ここは、動作以前の問題なのですが、

 

ショットの生死を左右する重要な部分です。

 

 

 

 

 

例えば、左足下がりで

 

風が左から来ていて、アゲインスト気味だったら、

 

ドローを打つ方が良いかもしれません。

 

 

なぜなら、スライスして、

球が高くあがると、手前のバンカーに入った時に、

目玉になる恐れがあるからです。

 

低めのドローを打とうとすれば、

仮に左に引っかかったとしても、

ラフからのアプローチを打つだけなので、

大叩きしにくなります。

 

 

 

 

 

逆に風が右から来ていて、

無風か弱いフォローだった場合、

 

傾斜なりの曲がりである

 

スライスを選択した方がうまくいく可能性が高くなります。

 

風や傾斜のおかげで、

イメージより球を前に押してくれるので、

 

左ラフへ打ち出すイメージから

スライスをかけた方がボールを止めやすいからです。

 

 

 

 

 

それで、ここで一旦話を止めたいのですが、

 

 

 

この時点で話についてきていますか?

 

 

 

 

 

 

読み流さないで、

 

しっかり情景を想像しながら

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜひ、

 

食らいついてきてください(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

では、続けますね。

 

 

 

 

 

そして、

 

「そんなこと考えてもいない」

 

と思考停止していないか?

 

 

 

そこがおそらくゴルファーと

 

次のレベルに行けるか決まると思います。

 

 

 

(不調とかの感情的な波にいちいち悩まなくなります。

 

インプット量も経験値も少なすぎるだけです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはなぜか?

 

 

 

例えば、左足下がりでスライスを打つならば、

 

最低、今からお伝えすることを

 

これらのことを同時に複数パターン想定して

 

考えているからです。

 

 

 

(A)ダウンスイング時にフェース面はどれくらいオープンで入れるか?

 

※仮にその度合いが0〜100まであるとして、

0がスクエアで

100が最高にオープンとする

 

 

(B)ダウンスイング時の軌道をインサイドインか、それともアウトサイドインのどちらをどれくらいの角度で入れるか?

 

※完璧なインサイドイン軌道を0として、

アウトサイドイン軌道の個人の限界値を100とする

 

 

(C)左股関節を止めるか、送るか?そして、ヘッドをどれくらいの高さで抜くか?

 

※左股関節を完璧に止めるのを0として、

個人の限界まで進行方向へ送ることを100とする

 

 

 

 

そうすると、風とボールの状態を考慮して

 

おそらくバーディチャンスに

 

つけられるようなスイングをしている人は、

 

 

 

それぞれの数値を座標軸に置き換えると、

 

例えば、

 

【斜度が緩やかな場合で、ほぼストレートに打つなら】

 

(A,B,C)= (10,10,80)

 

 

という感じになるかもしれません。

 

 

 

注意:あくまでも、数値は適当です)

 

 

 

 

 

さらに別の場合の

 

【斜度が急で場合で、スライス多めのもっと左打ち出しで打つなら】

 

(A,B,C)= (50,80,20)

 

という感じにして、

 

 

 

 

イメージを稠密に明確にしてから

 

「スイングを出力」する必要があります。

 

 

 

(ここの意味がわかったら、ゴルフが飛躍的に上達します)

 

 

 

 

 

今できる・できないの問題ではなくて、

 

あきらかにこうやって

 

ショットの弾道を変えていますので、

 

考え方を知ってください。

 

 

 

 

読んでいて、

 

意味がわからない方が多数だと思うのですが、

 

 

反面、ごく少数のゴルフが好きすぎて

 

ゾクゾクする人に響くように

 

お伝えしています。

 

 

 

 

 

 

わかりやすい例をもう一つ挙げます。

 

 

 

 

 

例えば、

 

「スイングがコンパクトな方が良いか?」

 

「それとも思い切り振った方が良いか?」

 

 

という「二元論」で思考しているうちはダメだということです。

 

(同様に唯一絶対の正解を固執することもあまりよくないです)

 

 

 

 

 

 

 

 

そうではなく、

 

手動でラジオの周波数を合わせたり、

 

昔のチャンネルガチャガチャ回す

 

テレビのように

 

 

稠密(ちゅうみつ…そこに隙間がないほどこみあっていること)に

 

 

自分のショットの座標軸を少しずついじる感覚

 

ボールを打つことを意識する方が、

 

ボールコントロール力があがります。

 

 

 

 

 

 

(たまに来るメールなどで

 

FPGMを誤解している…と感じるのは、

 

私が、心理学を基にしてとか

 

おそらく、スイング中心主義が

 

ダメと言っているせいなのかもしれないですが、

 

スイング理論を考えることは間違っていません。

 

 

 

ただ、突き詰めて、

 

ガッチガチにメカニカルに考えられないなら、

 

むしろ「スイングの二元論的思考」あるいは、

 

「唯一絶対の答えを求める」あり方を変えた方が

 

簡単になるので良いですという意味に捉えてください。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この辺は、

 

メールでの文章や

 

質問を聞いていて

 

すごく人によって個人差があります。

 

 

 

 

例えば、

 

 

半クラッチを最初に合わせる時に、

 

 

「エンジンの回転数をいくつにするのですか?」

 

「ギアはどのタイミングで変えるのですか?」

 

 

 

 

 

こういう質問が…全て間違いではないですが…

 

この質問の内容が

 

自分の未来のゴルフを決定していると

 

気がついてください。

 

 

 

 

う〜ん…強いて言うならば…

 

 

「エンジン音(ボールの飛び方)を観察してください。」

 

 

が答えだと思います。違いますか?

 

 

 

 

観察力(視座の高さ)は

 

とても大切だと思います。

 

 

 

 

 

 

最後に

 

一つゴルフに大事なことは、

 

決断の早さです。

 

 

 

 

 

今の車を3年前に買った時、

 

その前の車の車検が「あと2ヶ月」残っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

次の車どうしようかな?

 

と喫茶店で、

 

カタログを見ていたら、

 

 

その喫茶店のある場所から、

 

一番近いお店に、

 

「日本中で最安値で、一番乗りたいと思っていた車」が

 

売っていることに気がつきました!

 

(奇跡です)

 

 

 

 

 

喫茶店から5分ほど移動して、

 

車屋さんに行って、カタログを見せて、

 

試乗させてもらいました。

 

 

 

 

 

その試乗後のやり取りはこんな感じです。

 

 

私「今日はありがとうございます。」

 

 

店員さん

 

「ありがとうございます。いかがでしたか?」

 

 

私「イメージ通り良かったです。あと車検が2ヶ月あるので、考えますね

 

 

店員さん

 

「・・・そうですか・・・。

 

(少しの沈黙)

 

それって、何か先延ばしにする意味ありますか?

 

 

 

 

 

「(は!…)。今、決めます。購入させて頂きます。」

 

 

 

 

 

 

 

そうなんです…

 

・私は乗りたい車のイメージが先に明確にある。

 

・値段は最安値である。

 

・状態も悪くない。

 

 

 

 

 

もしも先延ばしにする。

 

・もうこの車が手に入らないかもしれない。

 

 

 

 

 

それでも、人は防衛本能から

 

「今、決める」ということがどうしても苦手なのです。

 

 

===========

ゴルフが面白いのは、

完璧にわからなくても「決断できる」人ほど

はやく上達する点です。

 

そもそも、パットのラインも、

風向きも、ラフの強さも

完全に知ることはできません。

===========

 

 

 

 

 

 

それを知っていたので、

 

「先延ばしする意味ありますか?」の問いかけに対して

 

 

 

そうですね^ ^

 

と素直になりました。

 

 

 

カタログ見てから購入まで、

移動時間を含めて

15分にも満たない速さ(笑)

 

 

 

 

そして、今もその車を大切に乗っています。

 

あの店員さんの何気ないクロージングは

 

「私のため」だったと思います。

 

本当に良い決断をしたと心から思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にちょっとだけ余談です。

 

数ヶ月前に、私の元にメールが来ました。

 

 

 

⭕️⭕️さん

 

「YouTubeずっと見ています!

 

フェイスブックの友達申請させてください。

 

数年前からゴルフをやっていて、全然100が切れません。

 

あと、今、別のコーチにスイング習っていて、

 

それでもスイングのことが

 

全然わからなくて、ずっと悩んでいます。

 

いつか國枝コーチのオンライン講座に入りたいと思っています」

 

 

 

 

 

だいたい、私こういうメールが来ると

 

こう返信するようにしています。

 

 

 

 

⭐️返信例⭐️

↓↓

「メッセージありがとうございます。

 

ただ、すでに自己紹介に記載しているように

 

フェイスブックは本当のお友達や

 

現在のオンライン講座の

 

会員様との交流のために

 

楽しみとして利用しています。

 

また、ご決断されましたら、ご連絡ください。」

 

 

 

 

⭕️⭕️さん

 

「今のコーチのスイングレッスンが来月まで残っているのです。

 

それを消化したら、またお願いします。

 

楽しみにしています!

 

お返事ありがとうございます」

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、この方はこの後どうなったでしょうか?

 

(とりあえず、その方は

まだ、入会されていませんね^ ^)

 

 

 

 

なぜ、⭕️⭕️さんは悩んでいるのでしょうか?

 

 

 

 

勘の良い読者様だったらわかると思います。

 

 

 

今日は以上です。チャオ!

 

 

 

 

 

お読み頂きまして、

 

誠にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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