nit.12 なぜクラブを複数持っていくのか?前後賞を買うイメージ
(連続する3つのクラブを持っていくケース)
「とりあえずショットを0にする」
ことを新たな目標にしましょう。
と前回お伝えしました。
プロゴルファーは
帯同キャディが常に横にいます。
ですから、全てのショットを打つ時に
「全てのクラブの中」から選択することができます。
でも、普通にゴルフをする場合は、
プロとは違って、
キャディさんに持ってきてもらうか?
自分でクラブを持っていくか?
同伴競技者にお願いするか?
という方法しかありません。
例えば、PWで110ヤード飛ばせるとして、
ボールがピンまでおよそ110ヤードだと
予測して
PWだけ持って
カートから離れるとします。
実際にボールのある地点に行ってみると、
ピンまで115ヤードほどあり、
さらには「少し向かい風が吹いているとします」
すると、感覚的にPWでは届かないので、
「少し強く打てばいいか」
「まぁ多分届くだろう」
みたいな中途半端な精神状態になります。
僕は完璧思考ではなく、十分思考が大切だと
ベーシックテキストで最初にお伝えしていますが、
レベルが上がってきている時に、
「あきらかに自分の感覚では9番だとわかっているのに、
PWで妥協する、
もしくはロフトを立てて飛ばそうとする」
行為は
このショットではうまくいくかもしれませんが、
次のショット以降にかなり微妙な影響が出ます。
(つまり、流れを切ってしまう行為なのです)
そもそも、練習でロフト立てて意識的に打つ練習をしていますか?
練習でやっていないことを思いつきでやらない方が良いですし、
そもそも「100%決断してショットに臨んでいる」
とは言えないでしょう。
そうならないためには
以下の簡単な公式(考え方)を覚えてください。
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パー5のセカンドショットのレイアップ
(グリーンを狙うことを目的としないとき)
連続しない3つのクラブをもっていく。
グリーンやピンを明確に狙おうとするとき
連続する3つのクラブももっていく。
この場合は、9番、PW、AWですね。
予想される距離のクラブを起点に
宝くじでいう
「前後賞」を買う
イメージですね。
================
やっぱりあのクラブで打っておけばよかった…
それをなくすためには、
「運」ではなく、
ただの準備不足で流れを手放していないかを
よく考えてみてください。
(宝くじで数字は選べないと思うので、
あくまでも語感で覚えてください)
当たりをつけたクラブの
「前後(賞)のクラブをもっていく」ことで解決されます。
(風が強い時は、4本くらいもっていくこともあります)
続けているうちに、
「後悔が少ないプレー」が
できるようになります。
今こそ可能性の扉を一緒に開きませんか?
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