[ver2.0]

 

《メルマガ講座No.34》

 

 

今回は、ベーシックテキストNo.7の重要性について

 

長く第一線で活躍している選手の動画をご紹介します。

 

クラブフェースの動きにご注目ください。

 

 

 

石川遼プロ(2016年末)

 

 

 

 

ジャスティン・ローズ

(2016リオ五輪金メダル、2017年マスターズ2位など)

 

 

 

 

ヘンリク・ステンソン

(2016全英オープン優勝など)

 

 

 

 

そして、

以前、本メルマガ講座No.25内で

 

ご紹介した2016全英オープンの動画を

あらためて、もう一度ご覧ください。

 

 

 

 

フィル・ミケルソンは「フェースローテーション多め」タイプ

 

 

ヘンリク・ステンソンは「フェースローテーション少なめ」タイプ

 

 

です。

 

 

 

(前回、この動画で説明した内容は、

 

ステンソンは

「ほぼハーフか3/4スイングしか使わないという」

 

という意味で説明しました。

 

 

今回は2人のフィニッシュでのフェース面の方向に着目してください。

 

 

 

 

 

これらの動画を見てから

 

 

 

一度、ご自身でも

 

後方から動画撮影をして

 

 

特にインパクト、

 

地点2(フォロースルー側のシャフトが地面と平行なポジション)、

 

フィニッシュ、

 

フィニッシュ後のリバウンド※

(※フィニッシュ後に反動でクラブをヘソの前にかざすこと)

 

したときのフェース面

 

 

比べてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

今日の内容が理解できると、

 

 

これからベーシックテキストNo.7の

 

p.21からの内容が

 

理解できるようになります。

 

 

 

 

ですから、

 

 

 

「右手を返す」or「返さない」というのは、

 

 

ただ単に

 

ダウンスイングの地点1※による違いなのです。

 

(※シャフトが地面と平行のポジション)

 

(ベーシックテキストNo.7のp24からの説明です)

 

 

 

 

 

 

ダウンスイングの地点1で

 

フェース(リーディングエッジ)が

 

開きゾーンの人は

(テキストNo.7のp26)

 

 

インパクトに向けて

 

「右手を返えして」

 

フェースを閉じる動作が必要

 

(=つまりフェースローテーションが多い)

 

 

なのです。

 

 

 

 

逆に地点1で

 

フェースがスクエアまたは閉じゾーン気味

 

(一般的なイメージだとシャットフェース気味)

 

に下ろせる場合は、

 

ジャスティン・ローズや

 

ヘンリク・ステンソンのように

 

ダウンスイングで「右手を返す」動作が不要になります。

 

(フェースローテーションが少なめタイプ)

 

 

 

 

 

 

ですから、「右手を返す」or「右手を返さない」という議論は

 

地点1と地点2の意味が理解できれば

 

あまり重要ではないということが

 

理解できれば幸いです。

 

 

 

ほとんどアマチュアの方が、

 

この点に気がついていないので、

 

アドバイスしようがないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はこの内容が理解できて、

 

「左へのひっかけが止まらない」という

 

悩みから完全に解放されました。

 

 

 

 

 

 

(國枝の場合)左に飛ぶときは

 

・アウトサイドインで降ろしているか?

 

・地点1で閉じ気味におろすタイプなのに

 

フェースローテーションが多い

 

(右手を強く使っている)

 

 

という傾向が完璧にわかったからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ、ひっかけていたかというと、

 

 

「地点1でフェースを閉じているにもかかわらず、

 

そこから無意識に

 

ダウンスイングで過剰に手首を返していることに」

 

自分では気がつかなかったからです。

 

 

 

(※無意識で気づかなかったので、

 

友人の垂木プロに5年くらい前に、

 

スイング指摘してもらって気がつきました)

 

 

 

 

 

 

さらに現代クラブを使う

 

現代プロのスイング解析をたくさんした結果、

 

 

 

ステンソンやジャスティン・ローズの

 

フィニッシュのフェースの向きの

 

意図に気がつくことができました。

 

 

 

フェースローテーションを

 

意図的に管理できると、

 

 

どういうメリットがあるかというと

 

 

例えば、「つま先上がりからスライス」を

 

打てるようになったりします。

 

 

 

(具体的に言うと

 

「アウトサイドイン × フェース開き」の方法

 

または、

 

フェースローテーションを一切使わないで

 

「球を離して」フェードを打つこともできるようになります。

 

 

どちらの方法でも「インテンショナルスライス」になるので、

 

傾斜のフックと相殺させて、まっすぐ球を打てるようになります)

 

 

 

 

 

 

 

つまり、多少の傾斜の要素を

 

スイングによって相殺させるので、

 

「ピンを直線的に狙うこと」が

 

原理的にはできるようになるのです。

 

 

 

 

 

 

今回までの内容は非常に濃いので、

 

もう一度メルマガNo.32〜34をご確認ください。

 

 

 

 

 

 

次回のメルマガ講座No.35の配信まで10日ほど開けますので、

 

 

 

 

フェースローテーションが

 

多いタイプを目指すのか、

 

少ないタイプを目指すのか

 

(どちらでもOKです)

 

 

というよりもそもそも自分はどういうスイング傾向があるのか?

 

 

 

 

 

フェース面の管理にこだわって練習してみてください。

 

 

 

 

 

フェースローテーションと

 

ダウンスイング軌道のコントロールができると

 

 

「スコアの壁が」破れると思います。

 

 

 

 

 

 

ボールをもっと意のままに操るのです。

 

 

 

そうすると

 

スコアは後から勝手についてきます^ ^

 

 

 

 

今日も応援しています。

 

 

(※次号のメルマガ講座No.35はNo.34が配信された日から10日後の配信になります)