ティーショットの選択の幅を「クラブ」によって広げるアイディアと練習方法

 

 

 

 

5W、3W、ドライバーの練習方法と注意点

 

 

 

 

 

ゴルフでは「ささいな成功体験」の数がとても大切です。

 

僕は「OBを打たないのだ!」という

 

自分作りの工夫として、

 

「まだドライバーでスライスする不安があるうちは」

 

5Wでティーショットを打ち、

 

フェアウェイキープすることを

 

コースで徹底的に練習しました。

 

 

5Wが打てるようになって、

 

3番ウッドを「ティーショット専用として使ったり」

 

(※ミスするのが怖かったので、フェアウェイから3番ウッドを打つことを

自分の場合は禁止していました。ただし、これは絶対ではないです。

得意な方はいつも通りスプーンを使ってください)

 

 

 

フェアウェイから打つときは、

 

5Wで「チョロしそうな予感がするときは」

 

7番ウッドを多用していました。

 

(パー5の基本戦略は、1W→7W、または5W→7Wの場合が多かったです。

これを徹底したら、「OBを出す不安が一切なくなり」70台が出せるようになりました。)

 

 

 

 

話をティーショットに戻すと、

 

 

ロフト角度が多いほど

 

「基本的にはボールはつかまりやすくなります」

 

 

ですから、右サイドがOBのときに、

 

ドライバーではなくて、

5Wで打った方が

 

「自然なドローボールが出やすくなります」ので、

 

戦略的に理にかなっているわけです。

 

 

 

 

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クラブによってティーショットを

成功させるいくつかのアイディア

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例えば、同じ21度のロフト角のクラブがあったとして、

 

ボールの高さは

 

アイアン(低弾道)

ユーティリティー(中弾道)

フェアウェイウッド7番(高弾道)

 

 

になりやすいです。

 

 

 

ランを入れたトータルの飛距離はあまり変わりませんが、

 

ボールの上げやすさがクラブの形状によって変わります。

 

(なぜかというと、重心の位置の問題なのですが…話が細くなるので、割愛します)

 

 

 

ヘッドスピードが速い男性だと

 

「ウッドは吹け上がる」ので、コントロールしにくく、

 

アイアン系を好む場合があります。

 

 

 

この方法を逆手にとって、

 

ヘッドスピードにあまり自信がない方でも、

 

例えば「打ち下ろし専用のティーショットのクラブで」

 

ボールが上がりにくい、ロフトが少ないロングアイアン

 

またはユーティリテイーを一本入れるのも作戦の一つです。

 

 

弾道が低くなるので、打ち下ろしのホールでのOBの確率が減ります。

 

 

 

あとは、形状を変えて同じロフト角のクラブを

 

入れる方法もあります、

 

例えば、僕は、

 

18度のウッドと、18度のユーティリティーを

 

2本入れていたことがあります。

 

 

一見、意味がないように思えるかもしれませんが、

 

 

ウッドの場合は、弾道が高くなるので、

 

平坦なホールのときや、

打ち上げのホールで使います。

 

ユーティリティーの場合は

 

「アゲインストの時と打ち下ろしのティーショットのとき」

 

に使います。

 

 

 

ロフト角度が同じでもスピン量や打ち出しの高さが違うからです。

 

 

今は垂木プロのクラブを作成してもらっているので、

必要ありませんが、

 

以前はソールのいろいろな場所に鉛を貼って、

 

弾道を変えることもしていました。

 

(鉛は数100円で買えます)

 

 

F1レースがタイヤを変えるように

 

クラブセッティングを

 

コースや天候によって、その都度、

変えるのも良いでしょう。

 

 

「ドライバーを2本入れてマスターズを制したフィル・ミケルソンのように」

 

あるいは、

 

「ドライバーを抜いて日本オープン優勝した片山晋呉プロのように」

 

 

発想の柔軟性をもって、

 

いつものホールでいつものOBをしないために

 

「何が新しく可能だろうか?」を考えてみてください。