ロングパットの考え方(3分割法)と片手練習方法 (4:47)

 

 

 

 

ショットもパットも

 

右利きの右打ちの方の場合

 

右手は「距離感」「アクセル」

 

左手は「方向性」「ハンドル」

 

 

の役割を果たします。

 

 

 

ロングパットで大事なことは、

 

完全にラインを読む公式は存在しないということです。

 

(フィル・ミケルソンのコーチの発言だったと思います)

 

 

考えてみれば、自分が打ち出す強さによって曲がり方が変わるので当然です。

 

 

 

 

もし、「完璧なラインを読む方法を知りたい」と考えているならば、

 

今日から一刻も早くその考え方を捨ててください。

 

 

パットで重要なことは、「ライン」ではなく、「タッチ(距離感です)」

 

 

 

 

 

ジャストタッチでカップインを狙うと仮定して

 

(統計的には43cmオーバーの距離感が良いとされていますが…

 

考え過ぎは逆にスムーズに打てなくなるので禁物です)

 

 

 

この3分割でラインを考えることで

 

練習グリーンなどでラインの検証がうまくなると思います。

 

 

 

 

(便宜上、打ち出し直後から第1、第2、第3ゾーンと

 

お話ししていますが、

 

ラインを考えるときは、最初にカップ側の方から「逆算して」

 

自分の方に線を引いていくようにイメージしてくることが大切です)

 

 

 

・スタート前に10分ほど、

 

・昼食後の午後のスタート前、

 

さらに熱意のある方は

 

・ラウンド終了後に、

 

このロングパット練習を

 

ティーをさしながら「ラインを可視化しながら」練習

 

組み合わせることで、

 

距離感とラインの作り方が必ず上達するはずです。

 

 

 

 

目標カテゴリーごとに流れをつかむためには、

 

 

ロングパットの達成基準として

 

C、Bの方は「楽々ボギーパットが打てること」

 

A、Sの方は「楽々パーパットが打てること」

 

 

を目指してください。

 

 

 

 

「楽々」というのは、あまりラインを読まなくても、

 

カップを外さずに、「カップ内を狙って慎重にうてば」

 

 

まず、間違いなく入るだろうという

 

距離まで寄せるということです。

 

この距離をカテゴリー目標が、

 

C以上の人は多めに見積もる傾向があるので注意してください。

 

 

(適当に打つとショートパットでも外れますので、要注意)

 

 

僕のイメージだと「楽々」と感じる距離はカップから30cmくらいです。

 

 

 

 

ロングパットの距離感があうと、

 

ショートパットが決まる確率がアップします。

 

そうすることで、精神エネルギーの消費量が抑えられるので、

 

ゲームの流れが良くなっていきます。

 

 

また、流れをかえる「クラッチパット」

 

ミスショットやトラブルの後の、

 

微妙な距離のパーパットやボギーパットを決める可能性が出てきます。

 

 

(ずっと、微妙な距離のパットを沈め続けるのはプロでもかなり大変です)

 

 

 

 

 

 

 

 

ロングパットの出来は、

 

「ミスショットをそれほど悪くないショット」に変化させることができたり、

 

「ティーショットの余裕」につながるので大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

(ここからは知らない人は無視してください:ヒントになれば)

 

 

余談ですけど…

 

マンガの「スラムダンク」の桜木花道が合宿シュート20000本打って、

 

シュートを正確に打つコツを教わるシーンがあり

 

「左手は添えるだけ」という

 

知っている人は知っている超有名な名言です。

 

 

 

 

パットも、利き手(右手)で距離感のコントロールし、

 

もう一方の手(左)でいかに「添えるだけ」

 

「利き手のコントロールを邪魔しないか?」を考えると、

 

驚くほど距離感が良くなる場合があります。

 

 

 

 

マンガ読んだことないから、意味がわからないという方もいると思うので、

 

 

例えば、20mくらいの距離で実験してみて欲しいのですが、

 

利き手だけでカップに向かってボールを転がしたときと

 

両手でボールをもってカップに向かってボールを転がしてみてください。

 

おそらく、「利き手」だけで転がした方が、寄せられると思います

 

 

けっこう多くの方が気づかないゴルフの常識の罠です。

 

 

 

(特にパッティングフォームにこだわりすぎて、

「寄せる」という目的を見失っている場合に有効です)